中国税関の統計データによると、今年上半期、中国では西洋薬類製品の輸出入総額は236億ドル、同期比12.11%増、増加幅が前年同期の31.19%より19.08%の減となったことを明らかにした。その内、輸出額は140億ドル、同期比6.55%増、増加幅が前年同期より大幅の減となり、20.5%減少した。その内、輸入額は96.1億ドル、同期比の増加が20%以上に維持しているにもかかわらず、前年同期の40%近くの増加幅に比べると格差が大きかった。2012年上半期、中国では西洋薬類製品貿易における黒字は更に43.9億ドルに縮小し、同期比15.89%の減となった。
今年上半期、中国では西洋薬類製品の輸出パターンには特に大きな変化がなく、化学原料薬輸出額のシェアーが依然として最も大きく、82.99%を占めた。西洋調合済薬とバイオ薬の輸出額はほとんど半々で、シェアーでの差は1%にも達していない。西洋薬類製品輸出額の成長は安定を保ち、同期比21.33%増、96.1億ドルに達した。その内、主に依然に西洋薬の輸入を主として、その輸入額のシェアーが約50%であった。
図1.2012年1~6月中国西洋薬類製品輸出額の月間統計状況
図2.2012年1~6月中国西洋薬類製品の輸出市場分布状況
表1.2012年1~6月中国西洋薬類製品輸出のトップ10社
表2.2012年1~6月中国西洋薬類製品輸入トップ10社
図3.2012年1~6月中国西洋薬類製品のトップ10の輸出市場状況
(出所:中国医薬報 2012年08月08日)