2012年1~6月、中国医療器械の対外貿易は依然として成長のモメンタムを保っているものの、輸出入総額が138.3億ドルに達し、同期比14.76%増となり、去年同期の増加幅より27.55パーセンテージ低いだが、今年同期の医薬品貿易より1.77パーセンテージ高く、医薬品製品でのシェアーが35.43%であったという。その内、輸出額は81.27億ドル、同期比13.93%増、去年同期より30.94パーセンテージ低かった。輸入額は57億ドル、同期比15.96%増、去年同期より22.59パーセンテージ低かった。世界範囲の経済不振は中国の医療器械輸出入にある程度の影響をもたらしたにもかかわらず、今年の輸出入の絶対値がいずれも去年同期を上回ったという。
輸入の増加幅は輸出の増加幅を上回る
今年の1~6月、中国は90余りの国々と地域から医療器械製品を輸入し、ヨーロッパ、北アメリカとアジアが主な輸入先で、それぞれのシェアーが37.08%、32.80%、27.07%であった。輸入額はそれぞれ21.14億、18.71億、15.43億ドルで、同期比の増がぞれぞれ10.66%、22.2%、18.02%であった。
輸入された製品の構造を見てみると、診療設備は一位で、輸入額が43.8億ドル、76.81%という高いシェアーを誇っている。医療用消耗品は同期比の増加幅が一番大きくて、75.66%であり、リハビリ用消耗品は輸入の下降幅が大きくて、63.71%であった。
輸出の増加幅は安定を維持する
市場の状況:1~6月、中国医療器械製品の主な輸出先は依然としてアジア、ヨーロッパと北アメリカで、輸出額がぞれぞれ26.28億、22.64億和21.36億ドル、同期比の増が14.67%、13.43%と10.72%であり、去年同期比よりそれぞれ22.74、38.07、36.54パーセンテージ減少した。
中国は計219カ国又は地域に医療器械製品を輸出している。トップ10カ国又は地域への輸出総額は48.97億ドルで、シェアーが60.26%であった。その内、対韓の輸出はマイナス成長を見せている。
製品の構造を見てみると、中国医療器械輸出の増加幅は比較的に安定しているにもかかわらず、同期の輸入の増加幅より低かった。その内、医療用包帯の輸出はマイナス成長を見せている。
(出所:中国医薬保健品輸出入商会ウェブサイト 2012年09月11日)