2012年の前半、中国医薬品保健品の輸出入総額は390.35億ドルで、同期比13.0%の増となった。漢方薬、西洋薬と医療器械この三大種類商品の輸出入総額は同期比それぞれ11.2%、12.1%と14.8%の増となり、いずれも安定的に発展している勢いを見せている。今年前半、漢方薬(植物薬)の輸出入額は16億で、同期比11.2%増、去年同期より30パーセンテージ低かった。その内、輸出額は12億ドルで、同期比9.6%増、去年同期比33パーセンテージ低い。輸出入の成長率は著しく緩み始めた。
関係筋の統計によると、植物薬製品の世界市場における規模は約830億ドルで、また各分野における成長がやや安定していることを明らかにした。その内、植物薬類の保健品は240億ドル、植物医薬品は440億ドル、他のものは約140億ドルに達する。植物医薬品の中、ニンジン、イチョウ、ノニの市場シェアーはいずれも年に10億ドルを上回った。植物薬市場分布としては、アジアは40%を占め、ヨーロッパは35%を占め、北アメリカは17%を占め、ほかは約8%を占めた。
世界範囲での医薬品貿易規模は持続的に増えつつある。関係専門家の予測では、年間の漢方薬(植物薬)輸出の成長率は約15%を保ち、原料性製品輸出の増加幅はやや高いレベルに維持し、製品になった漢方薬の輸出は大きな挑戦に面し、輸出規模の成長率は緩み始めている趨勢を呈示している。
(出所:医薬経済報 2012年10月29日)