先ごろ、中国医薬品・健康食品輸出入商会は去年中国医薬製品輸出入に関するデータを発表した。それによると、2012年、中国医薬品製品輸出入の総額は809.5億ドルで、伸び率は10.5%に達し、史上最高記録も再び更新された。そのうち、輸出額は476.0億ドルで、前年同期比で6.9%増加した。輸入額は333.5億ドルで、前年同期比で15.9%増加した。輸出入黒字は142.5ドルで、前年同期比で9.5%減少した。
また、三大輸出製品のうち、西洋薬の輸出額は275.2億ドルで、医療機械の輸出額は175.9億ドルで、両者が輸出総額の94.8%を占めていた。
中でも注目すべき動向は、中国の医薬品メーカーが国際的な登録と認証を加速していることだった。中国医薬品健康食品輸出入商会許銘副会長によると、2012年、中国の医薬品メーカーはアメリカ食品医薬品局(FDA)への申請は合計で1259件、欧州医薬品品質理事会(EDQM)へのCEP(原薬の登録と審査)申請は173件であり、申請総件数は前年同期比で34.1%増加し、有効証書の取得総数は393に達したという。
なお、製剤の輸出も転換点を迎えた。長い間、西洋薬製剤は主力輸出製品ではなかったが、2012年、西洋薬製剤の輸出はハイスピードで増加し、伸び率が17.9%に達し、強い成長の勢いを見せていた。
(出所:中国医薬報2013-02-18)