2013年上半期、輸出低迷により、西洋薬の対外貿易黒字が減少
2013年上半期、我国の西洋薬類製品対外貿易は拡大しつつも、依然として低迷していた。医薬保健品輸出入商会(略称は「医保商会」)が収集した統計データ(税関によるもの)によると、2013年上半期、我国の西洋薬類製品輸出入総額は前年同期比6.69%増の254.35億ドルに達し、その増加幅は2012年上半期の12.11%より5.15ポイント下がったという。
輸出状況を見ると、2013年上半期、我国の西洋薬類製品輸出額は前年同期比3.61%増の146.41億ドルに達し、その増加幅は前年同期比で2.94ポイント下がった。また、輸出量は前年同期比で7.33%増加したが、輸出平均単価は前年同期比で3.46%下がった。
輸入状況を見ると、2013年上半期、我国の西洋薬類製品輸入額は前年同期比11.86%増の107.93億ドルに達したが、その増加速度は前年同期の22.08%よりはるかに小さかった。また、輸入量は前年同期比で13%減少したが、輸入平均単価は28.58%も増加し、前年同期と比べて大幅な増加になり、輸入額増加を促す主な要素となった。
全体を見ると、現在、国際市場全体の需要が低迷している。2013年上半期、我国の西洋薬類製品貿易黒字は38.48億ドルまで減少し、前年同期比で19.33%下がった。
(出所:医薬経済報2013-08-12)