2012年10月8日、国務院は「衛生事業発展第十二期五ヵ年計画」（以下は「計画」と称す）を配布した。「計画」は「第十一期五ヵ年計画」期間中の衛生事業の成果を総括し、「第十二期五ヵ年計画」期間中の衛生事業が面している情勢を分析し、衛生事業発展の目標を明確化した。「計画」では、「第十二期五ヵ年計画」期間中に、国家基本医薬品制度をベースにした医薬品医療機械供給保障システムをより一層規範させ、基本医薬品の安全性、有効性、公平、アクセス性、合理的な使用を確保すべきと指摘した。

　 「計画」では、2015年までに、初歩的に都会・農村の住民をカバーした基本医療衛生制度を構築して、住民全員に基本医療保障を受けさせ、人々に基本的な公共衛生サービスを受けさせ、医療衛生サービスのアクセス性、サービス品質、サービス効率と民衆の満足度を著しくアップし、個人医療負担を著しく減少させ、地域間の衛生資源配置と住民間健康状況の格差を絶えぬ縮小させることで、概ねに国民全員が医療サービスを受けられ、一人当たりの予期寿命を2010年の基礎に踏まえて1年長生きできるのを実現すると指摘した。

　 「計画」では、「国家医薬品安全第十二期五ヵ年計画」を徹底させ、医薬品安全のレベルを引き上げていく求めた。医薬品流通秩序を規範し、政府を主導とする省レベルネットでの医薬品集中調達を整備させ、集中調達と配達業務に対する監督管理を強化し、より一層調達行為を規範し、コストの高い医療用器械、消耗品を集中調達の範囲に取り入れる。

　 同時に、力強くバイオ医薬品を発展し、伝統的医薬を改造、グレードアップし、医薬品産業政策を整備させ、医薬品企業の合併・再編を奨励し、産業の集中度を引き上げ、企業の技術改造の加速化、産業の肝心な競争力と持続発展可能の能力の強化をサポートする。自主的イノベーションを強化し、全面的にバイオ医薬品企業のイノベーション能力と産業品質管理能力を強め、バイオ技術医薬品、化学医薬品、漢方薬、バイオ医学工学などの新製品と新テクノロジの開発、産業化と普及応用を推進し、積極的にバイオ医薬品産業の大きく、強くなることを推進する。力強く漢方薬に関係する健康産業を発展させ、産学官連携と産業技術連盟を推奨、支援し、中国医薬品産業の国際競争力を引き上げる等を明確した。

（出所：新華ネット　2012年10月19日）