第24回全国医薬品経済情報発表会の開催と同時に、「2012年度中国医薬品市場発展ブルーペーパー」(以下は「ブルーペーパー」と称す)が正式に発布された。ブルーペーパーが2009年に初めて発布されてから今まで、既に四回目となり、引き続き系統性、安定性、持続性などの特徴を保っていた。
「ブルーペーパー」は伝統を踏襲して、全文が産業経済、病院末端と小売末端などの三つの部分に分けられ、産業発展の成行、市場末端でのニーズの変化、産業政策に対する突っ込んだ分析研究などをカバーしている。企業の発展方向の明確、製品R&D構想の確定、市場策略の策定などに重要な参考になる役割を持っている。
「ブルーペーパー」の公表されたデータによると、去る10年間に、中国医薬品工業総生産は速い成長率を保っていることを明らかにした。2002年の2,500億元未満から2011年の15,000億元を上回ったことへと、複合年間成長率が23.10%、その内、2011年の成長率が27.19%に達した。
「ブルーペーパー」のデータによると、中国の衛生総経費は2000年の4,587億元から2007年の1兆元を上回ったことへ、また2009年の1.7兆元を上回ったことへと、10年間の内に2倍以上の成長を成し遂げたことを明らかにした。2011年に2.25兆元にのぼるだろうと、2010年より12.6%増と見込まれている。中国医薬品事業の発展を分析することを通じて、「ブルーペーパー」は詳しく中国病院末端の医薬品使用の市場状況を分析し、また2011年の化学医薬品、漢方薬製品などの各品種の病院市場における競争状況を分析した。
(出所:医薬品経済報 2012年11月12日)