2013年1月6日、中国政府ネットで国務院が最近配布した「バイオ産業発展企画」が公表された（以下、「企画」と略称）。「企画」では、バイオ産業はバイオ医薬、バイオ医工学、バイオ農業、バイオ製品製造、バイオエネルギー、バイオ環境保全及びバイオサービスの7つの重点分野に細分されている。目標達成することになれば、バイオ産業は2020年に国民経済の柱となる産業になるまで成長する。

　 「企画」では、2013年-2015年、バイオ医薬産業の生産額の伸び率が20％以上に達することから、一部の独自の知的財産権を持つ新薬の発売が促進され、生産額が百億元を超える企業も何社か出現し、中国バイオ医薬産業の集中度向上と国際市場におけるシェア拡大も実現可能であると予測されている。また、「企画」では、漢方医薬品標準化行動計画を打ち出し、漢方医薬業界の標準化水準を高め、漢方医薬の国際化を推進することになっている。

（出所：医薬経済報　2013-01-09）