2016年5月23日、国家食品医薬品監督管理総局は消費者の合法的な権益と消費安全を保障するために、通知を発表し、全国の食品医薬品監督管理機関に健康食品、調合酒（主に漢方薬材含有調合酒）、マカ関係製品という3種類食品の違法的添加剤使用と広告宣伝問題に対し、特別取締りを行うことになった。

通知では、健康食品、調合酒、マカ関係製品の生産と経営に携わる企業は法律と「食品生産経営者による食品安全主体責任遂行督促の公告」における要求に準じ、自主検査を真剣に行わなければならないと強調された。また、各地の食品医薬品監督管理機関は本行政区域内の生産経営企業を対象に検査を実施するよう求められた。

通知では、自主検査、検査と抜取検査で問題が発覚された生産経営者はリコールと撤去措置をとる問題製品のリストを速やかに発表し、消費者にリコールと撤去の原因を説明し、消費リスクについても注意を喚起しなければならないと指摘された。また、生産経営企業所在地における食品医薬品監督管理機関は企業が問題製品のリコール、撤去措置をとるよう督促し、要求どおりにリコールと撤去を行っていない企業を厳罰し、企業の情報を公開するという。

（出所：CFDAサイト2016-05-27）