2015年4月27日から28日まで、国家食品医薬品監督管理総局は中国、デンマーク国交樹立65周年を迎えるに際し、2013年にデンマーク健康と医薬品管理局と締結した覚書に従い、欧州連合(EU)とデンマークの医薬品立法と監督管理経験を参考とし、「医薬品管理法」の修訂に参考資料を提供するために、EU医薬品市販承認取得者制度に関するシンポジウムを主催した。関係機関のスタッフなど、約80人がシンポジウムに出席した。
シンポジウムでは、中国側は国家食品医薬品監督管理総局の職能および医薬品管理法修訂のプロセスを紹介し、デンマーク側は健康と医薬品管理局の専門家がデンマーク健康と医薬品管理局の職能、EU医薬品市販承認取得者制度関係立法状況、医薬品市販承認の譲渡およびその特許権譲渡との類似性、医薬品市販承認取得者と実際に生産を行う企業との責任関係など5つのテーマについて紹介した。
専門家による紹介は内容が素晴らしく、シンポジウム出席者も積極的に質問し、会場は熱い雰囲気に包まれた。中国とデンマークの双方はいずれも今回のシンポジウムは内容が豊富で、交流も深く行われ、中国側のEUとデンマーク医薬品市販承認取得者制度に関する認識を深め、中国の国情に相応しい医薬品市販承認取得者制度の確立、中国の医薬品管理法の整備および両国関係機関の相互理解と協力の増進に重要な意味を持つと認識している。国家食品医薬品監督管理総局は今回のシンポジウムの成果を参考とし、医薬品管理関係法律と制度の革新を引き続き促進し、医薬品管理法修訂のレベル向上に努めるという。
(出所:CFDAサイト2015-04-29)