2月14日、国家医薬品監督管理総局の肖亜慶局長は、国家医薬品監督管理局医薬品審査センター(以下「薬審センター」と略称。)で調査を行った際、習近平総書記の疫病コントロールに関する重要指示と党中央、国務院の政策実施計画に徹底的に従い、既存の基礎を踏まえた上でより加速し、プロセスを科学化、最適化させ、新型コロナウイルス肺炎の臨床治療で緊急ニーズのある医薬品の審査承認の基準を保持した上で、優先的にサービスを提供し、スピードアップしなければならないと強調した。
調査中、肖亜慶氏は薬審センター受付ホールで、今回疫病発生後における医薬品登録受付と問い合わせ対応状況を詳しく聴取した。化学医薬品臨床二部を訪問し、緊急臨床ニーズのある医薬品の審査状況を調査した。生物製品臨床部で関係製品の審査状況を考察し、薬審センターの業務実施報告も聞いた。1月21日より、薬審センターは応急審査システムを稼働させ、全員が昼夜を問わずに残業をし、早めに介入し、ニーズの最初段階においてサービスを提供し、研究と生産をサポートした。
肖亜慶氏は、「安全ベースラインを守り、治療効果を証拠で裏付け、品質を確保できる」という要求に厳格に従い、型破りで特別な措置をとり、今回の疫病予防、コントロールと診療に必要な臨床用薬物に対し、緊急ルートを開通し、事前に指導を行い、審査承認を加速させ、なるべく早期使用を確保するよう求めた。緊急審査承認手順で登録が許可された製品に対しては、上市後の監督検査を強化し、安全性と信頼性を保障する。
国家医薬品監督管理局の焦紅局長、陳時飛副局長、市場監督管理総局と国家医薬品監督管理局の関係部署の責任者が今回の調査に参加した。
(出所:国家医薬品監督管理局サイト2020-02-14)