2月28日午後、国家医薬品監督管理局は党組織拡大会議及び抗疫指導グループ会議を開催し、習近平総書記が2月26日の党中央政治局常務委員会会議で行った重要講談話の精神を学び、李克強総理が2月28日午前に国家新型コロナウイルスによる肺炎関連医薬品と医療機器応急プラットフォームを考察する際の重要指示の実施を検討した。

　　会議では、防疫用医薬品と医療機器の緊急審査、監督管理を全力で行うよう求められた。第一に、新型コロナウイルスによる肺炎検査用試薬の緊急審査に引き続き注力し、検査時間がより短く、検査結果がより正確で、操作がより便利な試薬の発売を速めるよう推進しなければならない。疾病制御機関、医療機関との協力を強化し、設備の整備とスタッフの研修をサポートし、検査能力を向上させる。第二に、ワクチンや医薬品の開発に積極的に協力し、研究開発機関への指導と意見交換を継続し、審査と検査の各段階が研究開発と密接に連携し、速やかに技術的サポートを提供し、基準に従う前提で審査と承認の効率を高め、研究開発と技術審査の同時展開を保障し、安全で信頼性が高く、臨床効果が顕著なワクチンと医薬品が速く上市されるよう推進する。

　　第三に、重点医薬品と医療機器の供給を全力で保障し、新型コロナウィルス感染症予防とコントロールに必要な医薬品に対するモニタリングと配置に注力し、省級医薬品監督管理機構が医療用防護服、医療用マスクの緊急審査と承認に注力するよう指導し、企業の生産能力向上を支援し、新型コロナウィルス感染症予防とコントロール最前線のニーズに全力で応えなければならない。第四に、医薬品と医療機器の品質管理を引き続きしっかりと行い、市販した医薬品と医療機器に対する監督管理を強化し、新型コロナウイルスによる肺炎診療プランに組み入れられた医薬品に対する監督と検査を強化し、承認した医薬品臨床試験に対する管理を強化し、違法行為を厳しく取り締まり、今回の疫病予防とコントロールに使用する医薬品と医療機器の品質と安全性を保障しなければならない。第五に、応急システムとメカニズムの構築を推進し、「十四五」計画に基づいて関係法律と制度を改正し、重大公共衛生・安全事件発生時における緊急審査、検査システムとメカニズムを更に改善し、医薬品監督管理関係応急処置能力とレベルを高める。

　　(出所:国家医薬品監督管理局サイト2020-02-29)