7月4日、2015年度医薬品標準レベルアップ関係業務会議および2015年版「中国薬局方」発行会議が開催された。会議では、過去5年間の医薬品標準レベルアップ関係業務の成果、経験および問題点がまとめられ、2015年度医薬品標準レベルアップ関係業務の割り当てと業務実施のための動員が行われた。それと同時に、意見と提案が幅広く聴収されたうえで、「十三五」医薬品標準レベルアップ行動計画の企画も行われた。

会議では、習近平総書記が提唱した「四つの『最厳格』」精神を徹底的に貫徹し、標準優先実施の方針を堅持し、医薬品標準レベルアップ関係研究をよりよく行うと同時に、薬局方標準執行に対する監督に一層力を入れるよう求められた。医薬品監督管理機関、医薬品検査機関、医薬品生産と経営に携わる企業はいずれも十分な数の薬局方を配備し、2015年版「中国薬局方」の円滑な実施を保障しなければならない。

2015年版「中国薬局方」の徹底的実施問題について、国家薬局方委員会の責任者は会議で、「中国薬局方」は医薬品の開発、生産、経営、使用と管理で厳格に遵守すべき法的根拠で、国家医薬品標準の核心であると述べた。2015年版「中国薬局方」の宣伝と徹底的実施を切実に行うと同時に、実施と執行状況の監督と検査に力を入れなければならない。国家薬局方委員会は2015年版「中国薬局方」の配備状況に関する登録業務を行い、定期的に社会に関係機関と団体の薬局方配備状況を公表し、社会からの監督を受ける。

全国各省、自治区、直轄市、計画単列市、副省級省都都市と新疆生産建設兵団の医薬品検査機構からの160人の代表が会議に出席した。医薬品標準レベルアップ行動計画に関する課題の研究を担当する機関は会議で技術交流を行った。

（出所：中国医薬新聞2015-07-07）