国家薬局方委員会の指導者、日本独立行政法人医薬品医療機器総合機構の富永俊義博士一行らと会見
2014年11月11日、国家薬局方委員会の張偉秘書長は日本独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)国際プロジェクトの関係責任者である富永俊義博士と日本薬局方編成事務局のシニアエキスパートである但野恭一博士らと会見した。
富永博士は、2013年9月に会談を行ったあと、中国国家薬局方委員会とPMDAは薬局方標準関係協力の実行に積極的な態度を示したと述べたうえで、今回の会見を通して双方の協力関係がより推し進められ、なるべく早く実質的な協力が展開されるよう期待を示した。
張偉秘書長は、国家薬局方委員会とPMDAの協力覚書(MOU)の制定と調印は双方が実質的な協力を展開する前提と基礎であるため、双方は協力のメカニズム、目標、範囲などの関係事項について速く協議し、確定するようにと述べた。
今回の会見で、双方は協力メカニズム、協力内容、関係業務および指導者の相互訪問、スタッフ研修、二国間標準の協調、薬局方関係フォーラムの開催などの内容について意見を交換し、協議を通してコンセンサスを得た。また、双方はコンセンサスに基づいてそれぞれにChP-PMDA協力覚書(MOU)の草案を作成し、草案を交換して各々審議を行った。
(出所:国家薬局方委員会サイト2014-12-04)