2014年11月13日午前、第七回中米薬局方国際フォーラムおよび2014年中国薬局方科学年会が四川省成都市で盛大に開幕した。
国家食品医薬品監督管理総局化粧品登録管理司王立豊司長、四川省食品医薬品監督管理局陳勇副局長は開幕式で歓迎の挨拶を述べ、中国薬局方委員会張偉幹事長とアメリカ薬局方委員会最高執行責任者のロナード・ピルブンショージ氏はそれぞれ双方主催者を代表して基調講演を行った。欧州連合、イギリス、日本、ブラジルなどの国と地域の医薬品標準管理と技術機構の責任者もフォーラムで各自の薬局方の歴史的沿革、最新進捗状況および業務構想を紹介した。国家食品医薬品監督管理総局化粧品登録管理司、科技標準司、国際合作司などの機関の関係責任者も開幕式に出席し、全国食品医薬品検査システム、科学研究所および医薬品メーカーの400人以上の代表らも今回のフォーラムに出席した。
今回のフォーラムは中国薬局方委員会とアメリカ薬局方委員会が共同で主催し、中国食品医薬品国際交流センターが開催したものである。「協力の強化、標準の協調、相互理解の増進」は主題だった。2日間の会議で、講演者と30人以上の薬局方関係専門家たちは、会議の主題をめぐって、代表らと漢方薬、化学薬品、バイオ製品、医薬品添加剤、医薬品用包装資材など多くの分野の研究経験と成果を共有し、医薬品標準関係国際的協調と相互理解についても全面的で深い交流と検討を行った。今回のフォーラムの成功は代表らが各国薬局方標準システムに対する理解と信用を深めることに役立ち、「科学的に医薬品の規格を制定し、公衆の医薬品の安全使用を保障する」という共同目標の達成に積極的な役割を果たした。
フォーラム開催中、中米両国の薬局方委員会は各国薬局方関係機構の代表と一部の業界協会および国内外企業の代表をパネル・ディスカッションに招き、各方の薬局方国際協力と協調および二国間、多国間相互理解に関する意見と提案を十分に聴取した。なお、中国薬局方委員会はアメリカ、ヨーロッパ、イギリス、日本、ブラジルなどの国と地域における薬局方関係機構は上層部会談を行い、バイラテラル間協力と交流をより拡大し、強化することについて意見を交換した。
(出所:国家薬局方委員会サイト2014-11-19)