2014年7月14日、国家薬局方委員会の張偉事務局長は訪れた台湾食品医薬品監督管理機構医薬品チームの劉麗玲チームリーダー率いる一行らと会見した。

張偉事務局長はまず、劉麗玲チームリーダー率いる一行の来訪に歓迎の意を表し、「中国薬局方」の進化史、編制手順、内陸医薬品標準の現状および国家薬局方委員会と海外薬局方機構の薬局方標準関係協力と関係状況について簡単に紹介した。

劉麗玲チームリーダーは、近年、「中国薬局方」の内容は速やかに充実し、その国際的影響力も日増しに高まり、台湾食品医薬品監督機構は国家薬局委員会との薬局方標準関係協力を非常に重要視していると語った。また、「台湾中華薬局方」と「中国薬局方」は共同の根源を持つため、今後は海峡両岸の薬局方標準関係の協力体制を確立し、その協力に力を入れ、両岸の薬局方標準のレベルを高め続けたいと期待しているという。

双方は深い検討を通して両岸薬局方標準協力の展開に関する事項について初歩的合意に達した。合意の内容は定期的相互訪問メカニズムの確立、専門家チームの設立、両岸薬局方標準技術専門用語の比較を行ったうえで薬局方標準の内容を比較、研究して調和すること、輸出入貿易の漢方薬材品目を重点とし、品質制御標準および限度の協調と確認を行うこと等を含む。

（出所：国家薬局方委員会サイト2014-07-18）