2013年3月18日、中米薬局方関係ハイレベル会談が北京で開催された。双方は了解覚書(MOU)枠組下での双方ワーキンググループの業務進捗情況、第三回グローバル薬局方リーダー会議及びアメリカ薬局方の中国語版翻訳等の話題にめぐって、充分な検討が行われた。国家薬局方委員会の張偉事務長、アメリカ薬局方会議事務局の Roger Williams総長及び双方各ワーキンググプールのメンバーが今回の会談に出席した。
会談中、双方はまず了解覚書(MOU)の中での標準ワーキンググループ、翻訳ワーキングループ、PR関係ワーキンググループ及び新しく業務開始したMC、HMC関係ワーキンググループの業務進捗状況について意思の疎通を図り、いかに協力を強め、いかに協力の分野を拡大させるかなどについても検討を行った。
また、双方は9月にアメリカで開催される第6回中米薬局方フォーラムおよび第3回グローバル薬局方リーダー会議の準備状況についても交流を行った。張偉秘書長は、このフォーラムは世界中で薬局方関係機構が協力、交流、共同研究によって、薬局方及び薬品標準の統一を図ることをテーマとする重要なもので、それに加えて、中米薬局方科学フォーラムが6回目になってはじめて中国の国境を越え、アメリカで開催されるようになったのは画期的なことで重要な意義を持つと述べた。中国薬局方委員会は全力でアメリカ薬局方委員会会議事務局に協力し、各準備業務を順調に行なうようという。
今回の会談を通して、双方は相互理解をより増進させ、合意に達し、中米両国の医薬品標準分野の協調と協力をより促進するための基礎をつくった。
(出所:国家薬局方委員会サイト2013-04-02)