アメリカ薬局方委員会の最高経営責任者ロジャーウィリアムス(Roger Williams)の招きに応じて、2012年5月15日から20日まで、国家薬局方委員会王立豊秘書長は代表団を引率してアメリカ薬局方本部に訪問した。今回訪問の主な目的は、双方の合意に基づいて、計画によって両国間薬局方委員会のトップレベルの会談と交流を行い、協力した基礎に踏まえて、より一層双方のこれまで調印した協力了解覚書の関係内容を充実させ、また新しいラウンドでの中米薬局方委員会間の協力了解覚書を調印するためである。
新しいラウンドの協力了解覚書の中に、双方は引き続き基準協力、業務関係、薬局方翻訳などの内容を展開し、これまでの協力を引き続き展開するほか、双方は次の内容で合意した。一つ目は基準の協力内容を薬局方以外に延伸し、双方は参考基準に対しての協力開発を展開し、これまでの法規にもたらされた制限と制約を打ち破ることを模索すること。二つ目はより一層添加剤、バイオ製品と漢方薬の基準の面での協力を強化し、双方がともに興味を持つ品目を選抜し、参考的な基準の開発と構築を展開し、中米両国の医薬品品質を更に高めること。三つ目は双方のトップレベルの定期的会合制度を堅持し、引き続き中米薬局方フォーラムを開催し、相手の薬局方の販売、出版物の交換、交流とトレーニングを行なうこと。四つ目は双方の協力を強化し、発展させ、友好を増進させ、中国側は引き続き人員を組織し、アメリカ薬局方中国語版の翻訳更新業務に助力することに同意すること。五つ目は積極的に中米薬局方の聯合基準の認証業務を展開することである。
新しいラウンドの協力了解覚書の調印は、中米間薬局方委員会の協力が新たな実質的な段階に踏み切ったことを意味する。
(出所:国家薬局方委員会ウェブサイト 2012年06月29日)