医薬品審査センターは「ペラミビル・塩化ナトリウム注射液審査に関する概説」を発表
最近、医薬品審査センターはペラミビル・塩化ナトリウム注射液に対する技術上の審査を完了した。また、2013年4月7日に「ペラミビル・塩化ナトリウム注射液審査に関する概説」を発表した。
ペラミビルはインフルエンザ・ウィルス治療に効果のある新型化合物で、ノイラミニダーゼ抑制剤でもある。2008年から2012年まで、ペラミビルに関する臨床研究は我国で行われてきた。実験で得た治療効果と副作用のデータは世界範囲で発表されたものと基本的に一致する結果になった。
審査で確認した結果、ペラミビルが適応できるのはA型またはB型インフルエンザである。また、患者は初めて症状があらわれてから48時間以内に使用しなければならない。普通の患者の場合、使用量は300mg-600mgで、1回の点滴静脈注射で全部使用する。重篤患者の場合、使用量は1回300mg-600mgで、毎日1回点滴静脈注射を行い、1-5日連続使用可能である。児童患者の場合は通常、10mg/kgという基準で体重によって使用量を決め、1回で全部使用するが、病状によっては1-5日の連日重複使用も可能、1回の最大使用量は600mgだ。児童患者使用方法はアジアにおける児童患者研究データを主な参考として決定した。
(出所:CDEサイト2013-04-07)