5月25日から26日まで、済南市で全国食品医薬品検査機構情報化業務検討会が開催された。
中国食品医薬品検定研究院の李書記は全国食品医薬品検査機構における情報化の現状と関係業績を全面的にまとめ、以下の六つのことを強調した。一つ目は情報化の実現で直面している問題を十分に認識し、上層部による統率と采配に力を入れ、食品医薬品安全検査情報化ネットワーク確立プロジェクトの方案をきちんとたてること。二つ目は規範的、権威的なデータベースを立ち上げ、行政監督管理における戦略決定をサポートすること。三つ目は実験室情報化システムを模索し、資源の共同利用をしっかりと行うこと。四つ目は情報化が検査測定システムから独立するわけではなく、融合と相互利用に力を入れること。五つ目は常態化した人材育成および学術交流メカニズムを確立すること。六つ目は指導および組織による保障を強化し、持続的に注目し、力を入れることである。
今回の検討会では、相互交流、経験の総括、相互向上という目的が果たされた。交流を通して、情報化の重要性と全国的プロジェクトの円滑実施への期待を全員がより深く認識できた。情報化が業務の需要に応え、業務の発展を促進するようという最終目的を果たすために、各機構における情報化基礎確立、規程と制度の制定および資金とスタッフの確保を適宜行うべきである。
(出所:中国食品医薬品検定研究院サイト2015-06-01)