中国食品医薬品検定研究院による初開催のWHOバイオ製品標準化会議が成功
2013年5月27日から31日まで、世界保健機関(WHO)が主催した、WHOバイオ製品生産用細胞バンクの創設とその特性陳述に関するシンポジウムと発売後発見のワクチン内外来性物質に対する監督管理のリスク評価に関する非公式協議会が北京で開催された。中国食品医薬品検定研究院(以下「中検院」と略称する)が開催を実施した。
WHO本部の衛生と新製品局基本医薬品・衛生製品処(HIS/EMP)のIvana Knezevic博士など8人の専門家が、臨時顧問として会議に出席した。また、17カ国の医薬品監督管理機関(NRA)と国家医薬品品質制御実験室(NCL)から来た28人専門家代表、及び国際製薬団体連合会(IFPMA)、発展途上国ワクチン接種の製造業者ネットワーク(DCVMN)と関係する中国製薬企業から来た20人の代表が会議に出席した。
なお、中検院は許可を取得し、世界にある7つのWHOバイオ製品標準化と評価業務提携センターの一つになった。これにより、中国はWHOとの提携をより深め、多くの中国人専門家はWHO会議で活躍できるようになり、WHOによる関係指導原則の制定、修正と実施のプロセスでも中国はより発言権を行使できるようになった。
(出所:中国食品医薬品検定研究院サイト2013-06-17)