元のバージョ

医薬品

監督管理動態
全国漢方薬管理業務会議開催、漢方薬「第十二期五ヵ年計画」の目標明確化
时间: 2011-01-24 |クリック回数:

 「我々は順調に「第十一期五ヵ年計画」の主な目標と任務を成し遂げた。漢方薬は経済社会の協調的発展と国民の健康維持に重要な役割を果たした」と、衛生部副部長・国家漢方薬管理局長の王国強氏は先日開催された全国漢方薬管理業務会議でこのように述べた。
 王国強氏は、「第十二期五ヵ年計画」期間が漢方薬の全面的かつ協調的な発展を実現する鍵となる時期であり、科学的な判断を下し、情勢と発展の成行きを把握することで、「第十二期五ヵ年計画」期間中の漢方薬発展企画を立派に立てるべきだと述べた。

 「第十一期五ヵ年計画」の成果は顕著

 王国強氏は業務報告で「第十一期五ヵ年計画」期間中に、漢方薬の総費用が2005年の1,113.4億元から1,926.6億元まで伸び、2010年に中央財政は52.43億元の専用資金を手配したが、新中国成立以来手配した専用資金は一番多い一年であり、重点的に16箇所の国家漢方医学臨床研究基地、41箇所の地レベル以上の重点漢方医学病院、147箇所の県レベル漢方医学病院及び漢方薬サービスのキャパシティ建設をサポートしたと指摘した。 

 「第十一期五ヵ年計画」期間中に、中国の漢方医学は大幅な進展を成し遂げた。一つ目は漢方薬改革は新しい局面を切り開いた。国務院は「国務院の漢方薬事業の発展支援、促進に関する若干意見」(以下は「若干意見」と称する)を公布し、漢方薬立法を国家立法機関の業務日程に取り入れて、漢方薬が重要な内容として医療改革の五つの重点的業務にあげられた。中央と地方は各方面において漢方薬に対する支援を強化して、地方への支援と漢方薬事業の発展を促進するための政策公文を公布した。二つ目は漢方薬の改革、発展に新しい理念を樹立した。三つ目は漢方薬の改革、発展に新しい考え方を確立した。四つ目は漢方薬業務に新しい方法を創立した。五つ目は漢方薬事業の発展において新しい足並みを踏み出した。六つ目は広範なる漢方薬従業者は国民健康の維持と増進に新しい貢献を捧げた。

 「第十一期五ヵ年計画」期間中に、「中国(伝統)医薬法」は第十一回全国人民代表大会常務委員会の立法計画に取り上げられて、計26本の漢方薬の地方的法規が公布、実施された。同時に、中国は27項の国家基準、269項の業界基準を実施し、一部の基準も作成中である。漢方薬事業の発展と国民健康のニーズに適応できる漢方薬基準システムのフレームワークが初歩的に形成した。

 漢方薬産業もその間に長足の発展を遂げた。「第十一期五ヵ年計画」期間中に、漢方薬の総生産額は2005年の1,202.3億元から2009年の2,054.4億元までに伸びた。綜合的措置をとることで漢方薬材料に対する管理を強化し、漢方薬の品種の品質と遺伝資源を保護し、よく選び、よく育て、そして、漢方薬の種の資源に対する研究を強化した。現在、漢方薬せんじ薬、漢方薬製剤の主な原料は一部分が人工栽培を実現し、徐々に規範化栽培と産業化生産の方向に向かって発展していく状態になった。漢方薬新薬の創製能力は著しく強まっている。漢方薬製剤臨床応用に対する指導と管理を強化し、関係政策を制定することで積極的に漢方薬製剤の発展を推進し、漢方薬せんじ薬の小包装タイプの応用を広めた。漢方薬産業の技術改造と設備更新を加速させた。GMP改造と建設の歩みを加速させ、生産能力が立ち遅れた企業を淘汰することで、漢方薬生産企業の全体的能力を強めた。

 王国強氏は、「第十一期五ヵ年計画」の時期は漢方薬発展歴史において重要な意義がある5年間であり、その顕著な特徴が人間本位、国民のニーズを満たすことを重視し、全体を見据えて計画することと協調的な発展を重視し、メカニズムの革新、理念と方法の転換を重視することである。

 「第十二期五ヵ年計画」の目標は明確化

 衛生部長の陳竺氏は2011年全国食品医薬品監督管理業務会議の閉幕式で、漢方薬管理は「第十二期五ヵ年計画」期間中に科学的発展というテーマを際立たせ、全面的に「若干意見」を実現し、事実に基づいて評価、測定可能の目標、指標体系を提出し、ある重大なプロジェクトと行動計画を確立すべきだと指摘した。

 そして、漢方薬学術の科学研究と漢方薬人材のチーム養成を力強く推進し、漢方薬学術の発展に適応する方法学と標準化した規範体系の構築に努め、着実に科学技術が漢方薬臨床と産業発展に対するサポートと推進の役割を果たすべきだ。漢方薬の特徴に適合する人材の育成、使用、モチベーションのメカニズムを探り出すことで、漢方薬事業の持続かつ健康的な発展と国民の生命健康に重要な基礎と力強い保障を提供すべきだと陳竺氏は要求した。

 2011年は「第十二期五ヵ年計画」の開局の年である。陳竺氏は、医療改革は今年の医療衛生業務の最重要部分であり、全国の漢方薬管理はしっかりと医薬衛生体制改革の深化をめぐって、漢方薬の特色がある優位性と資源の優位性を十分にいかし、漢方薬が基本公共衛生サービスと基本医療サービスにおける役割を果たすよう希望すると指摘した。

 今年の医療改革任務を実現することについて、王国強氏は、基本医医薬品制度の実施に当たっては、基本医医薬品の入札を規範化し、配置と使用、管理を強化し、「国家基本医医薬品目録(その他の医療衛生機構の部分)」の中にある漢方薬品目の選抜をよく行い、実施の範囲を強固にして拡大すべき。漢方薬製剤臨床応用ガイドラインと指導原則に対する教育、特に末端の医療衛生機構が合理的に漢方薬製剤を使用することに対する指導を強化すべき。より一層漢方薬せんじ薬の生産供給、仕入配達、配置使用などの面における政策の整えを研究すべきであると指摘した。

(出所:中国医薬報 2011年01月19日)

Produced By CMS 网站群内容管理系统 publishdate:2024/03/27 01:54:29