2011年1月から14日にかけて、2011年全国食品薬品監督管理業務会議が北京で開催された。衛生部長陳竺氏は会議に出席し、重要なスピーチを発表した。国家食品薬品監督管理局局長邵明立氏は業務報告書を発表した。
会議においては2010年の業務及び「第十一期五ヵ年計画」期間中の食品薬品監督管理の実績と経験を総括し、「第十二期五ヵ年計画」時期の発展についての構造を研究し、2011年の重点的業務をアレンジした。会議では、「第十二期五ヵ年計画」の発展チャンスをつかみ、食品薬品監督管理事業を新たな発展段階に推進するようと要求した。
邵明立氏は、2010年は「第十一期五ヵ年計画」の最後の一年であった。全国食品薬品監督管理部門は党中央、国務院の重大な施策と突っ込んだ手配を実行し、力強く食品薬品に対する監督管理を強化し、積極的に「第十二期五ヵ年計画」の企画を作成し、監督管理メカニズムに対する改革を推進し、基本医薬品品質に対する監督における四つの重点的任務を行い、食品薬品安全特定プロジェクトの整備などの各重点的業務を成し遂げて、立派に上海万博、広州アジアスポーツ大会などのイベントにおける食品薬品安全保障及び青海玉樹地震、甘粛舟曲で起きた大規模土石流に対する救援保障を完成し、全面的にチベット、新疆を支援する業務を発足させ、WHOが中国を対象として展開した「ワクチン国家監督管理システム」の評価を受けたこと等、一年間の仕事をまとめて語った。
邵明立氏は、将来の発展の成り行きとこれまでの業務基礎をまとめて考えてみると、「第十二期五ヵ年計画」時期の主な目標とは、食品薬品安全保障が科学的な監督管理の軌道に乗り、全体が国際の先端レベルに近づき、食品薬品安全保障と監督管理の業務を持続的に強化することにより、食品薬品安全の長期間にわたる管理を通じ安定状況を保持することで決定的な意義を有する基盤を構築することであると指摘した。上記の目標を達成するために、「第十二期五ヵ年計画」時期の任務とは、監督管理の新たな情勢に応じ、実践の中で引き続き科学的監督管理の理念を豊かにして、発展させる;体制とメカニズム改革を整備し、監督管理能率を高める;発展のチャンスをつかんで絶え間なく監督管理の能力を強める;チームづくりの強化に力を入れて人材優先の戦略を実行する;経済発展バターンの転換をめぐって産業構造の調整を誘導することである。
邵明立氏は、今年は「第十二五ヵ年計画」の開局の年であり、医薬衛生体制改革の目標実現にあたり鍵となる時期でもある。当面の監督管理体制の改革状況及び「第十二期五ヵ年計画」の目標の要求をまとめて考えてみると、今年の仕事の重心を加速に現行の体制に応じる監督管理業務の新たなメカニズム構築の作り上げることに置き、より大きな決意とより力強い措置で監督管理メカニズム制度の革新を推進し、着実に監督管理の責任を担い、効率向上と合力増強において確かな成果をあげるべきだと指摘している。邵明立氏は、「第十二期五ヵ年計画」発展の企画作成を手がかりにして、これから5年の発展戦略と努力の方向を明確化する;基本医薬品品質に対する監督管理を手がかりにして、薬品品質の安全を確保する;責任システム構築のテストを手がかりにして、食品薬品に対する監督管理の効率向上を推し進める;整備の成果を強固にして拡大させることを手がかりにして、より一層食品薬品市場の秩序を浄化する;トレーニングの強化を手がかりにして、職員チームの綜合的素養の向上を推し進めるべきである;「争先創優」と党風及び廉潔な政治の建設を手がかりにして、監督管理任務の実現に政治的駆動力と組織的保証を提供する等のを行わなければならないと述べた。
衛生部長陳竺氏はスピーチで過去の一年間と「第十一期五ヵ年計画」期間中に食品薬品監督の業務が収めた大きな成果を非常に評価した。陳竺氏は、「第十二期五ヵ年計画」期間中に、薬品審査認可基準の向上に張り込み、製品品質の基準を整え、電子監督管理システムを構築し、政策研究と制度構築を強化し、法律法規と基準規範を整えるべきだと強調した。
国家局副局長呉湞氏、李継平氏、辺振甲氏はそれぞれの担当業務に対してアレンジを行った。
中央、国家機関の関係部署の責任者、各省(自治区、直轄市)の食品薬品監督管理部門、単独計画都市の局、副省級省級都市の局、新疆生産建設兵団支局の代表者、国家局機関各部署及び直轄部門の代表者は会議に参加した。
(出所:SFDAウェブサイト 2011年1月14日)